- 自分に向いている資格は何だろう?
- お金と時間をかけて、元は取れる?
- 資格を取って実際に求人はある?
「何か資格を取りたい!」と思ったのに、迷って時間だけが過ぎてしまう方は多いです。
私自身がそうでした。
専業主婦から離婚して無職に。
何か資格を取らないと!と焦ってチャレンジしたものの、仕事につながらずに遠回りしました(宅建かーさんのプロフィール)。
そこでこの記事では、
- 資格を取ってどのような働き方が出来るのか?
- どのように資格を選べば良いのか?
上記に着目し、シングルマザーにおすすめの資格10選をまとめます。
回り道をしつつ、資格で人生を切り開いてきた経験を元に解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
【結論】「費やせる時間」と「期待できる収入」を元に資格を選ぶ

資格選びで一番大事なのは、やる気よりも事前設計です。
- 生活の中で確保できる勉強時間
- その資格で期待したい収入・働き方
この2つを事前に具体的に決めてください。
何も考えずに走り出すと、下記のような失敗が出てきます。
- 時間をかけて勉強しているのに合格できない
- 資格を取ったのに条件に合う求人がない
このような事態にならないために、下記の3ルートで考えてみてください。
- A:短期で取得→すぐ応募(1〜6カ月)
- B:半年〜1年で武器を作る(転職・時給UP)
- C:長期で専門職(養成校・国家資格で土台)

ルートが決まると、迷いが一気に減ります。
どのような資格があるか、早速見ていきましょう!
実際に自分に合う資格はどれ?


優先度合いに合わせたおすすめ資格一覧は下記です。
| あなたの優先 | おすすめ資格 |
|---|---|
| 接客OK/とにかく早く働きたい | 登録販売者/医療事務/調剤薬局事務 |
| 事務で安定/数字・お金に強くなりたい | 日商簿記(3級→2級)/FP(3級→2級) |
| 住まい・契約で強くなりたい | 宅地建物取引士(宅建) |
| 人の役に立つ仕事で手堅く | 介護職員初任者研修 →(余裕が出たら)介護福祉士 |
| 長期で収入を安定させたい | 保育士/准看護師・看護師 |



早速、具体的に見ていきましょう!
シングルマザーにおすすめの資格10選


1. 登録販売者
- 向いてる人:早く働きたい/接客が苦じゃない/家の近くで仕事を探したい
- 仕事内容:ドラッグストア等で第2類・第3類医薬品の販売、接客、品出し、売場づくり
- 学習目安:200〜300時間(目安:3〜5ヶ月)
- 注意点:土日勤務が条件の店舗もある(求人票のシフト条件を要確認)/接客が苦手だとしんどい
- 次の一手:時間帯責任者など役割で時給UPを狙える職場も/安定後に宅建・簿記へスライドも可
※補足:登録販売者は合格後も実務経験や研修などの要件があるため、求人票・面接で確認しましょう。
2. 宅地建物取引士(宅建)
- 向いてる人:将来も使える資格がほしい/事務×専門性で時給を上げたい/住まい・契約に強くなりたい
- 仕事内容:宅建士として重要事項説明/契約書類作成/賃貸管理・契約サポート
- 学習目安:約300〜500時間(目安:6ヶ月~)
- 注意点:繁忙期(1〜3月など)の働き方を見る/宅建手当の有無・金額は会社差が大きい
- 次の一手:宅建×FPや簿記でバックオフィス業務対応力を上げる


3. FP(3級→2級)
- 向いてる人:家計を立て直したい/保険・税金・年金を理解したい
- 仕事内容:金融・保険・不動産など周辺職で知識が武器になる
- 学習目安:2級:150〜300時間(3級→2級の順が挫折しにくい)
- 注意点:FP単体での求人が弱い
- 次の一手:FP×宅建/FP×簿記/FP×発信など掛け合わせを考える
4. 簿記(3級→2級)
- 向いてる人:事務で安定したい/経理で手に職/将来は在宅も視野
- 仕事内容:経理・会計・事務で武器。会社の数字が読める=転職で強い
- 学習目安:250〜500時間
- 注意点:短期収入と同時並行ならスケジュール設計必須
- 次の一手:簿記×FPで家計と仕事に強くなる/在宅(記帳代行など)に広げる土台にも
5. 医療事務
- 向いてる人:病院・クリニックで働きたい/接客+事務が好き
- 仕事内容:受付、会計、レセプト入力など(職場による)
- 学習目安:200時間前後(目安:2ヶ月〜)
- 注意点:資格必須ではない職場も多い=求人の見極めが重要/教育体制を要チェック
- 次の一手:医療事務→調剤事務へ/受付経験を武器に一般事務へ転用もできる
6. 調剤薬局事務
- 向いてる人:薬局で働きたい/小さめ職場が安心/生活圏で探したい
- 仕事内容:受付、処方箋入力、レセプト、薬剤師サポート
- 学習目安:目安:約3ヶ月(独学・講座で差)
- 注意点:小規模薬局は人員が少なく急な休み対応が厳しい場合あり
- 次の一手:登録販売者と医薬品つながりで相性が良い
7. 介護職員初任者研修
- 向いてる人:すぐ収入が必要/人の役に立つ仕事がしたい/体を動かすのが苦じゃない
- 仕事内容:介護現場の入口。身体介護・生活援助の基礎を身につける
- 学習目安:カリキュラム130時間(目安:1〜4ヶ月)
- 注意点:夜勤ありなしで生活が激変。条件を先に決めてから求人を見る
- 次の一手:初任者→実務者研修→介護福祉士
8. 介護福祉士
- 向いてる人:介護でキャリアを積む覚悟がある/資格手当・待遇UPを狙いたい
- 仕事内容:介護の専門職として評価され、役割・手当が増える(職場による)
- 学習目安:試験対策 約250時間+受験ルート要件あり
- 注意点:受験要件の確認が最優先(実務者研修などが必要な場合あり)/手当・昇給の実態は施設差が大きい
- 次の一手:資格支援制度ありの施設で最短ルートを組む
9. 保育士
- 向いてる人:子どもが好き/子育て経験を仕事に活かしたい/専門職に戻りたい
- 仕事内容:保育園・学童・児童福祉など、子どもに関わる専門職
- 学習目安:100〜150時間
- 注意点:職場差が大きい。見学・条件確認で当たり外れを減らす
- 次の一手:まず固定時間パート→慣れたら勤務形態を広げるのが現実的
10. 看護師・准看護師
- 向いてる人:長期で人生を安定させたい/専門職で食べていきたい
- 仕事内容:医療の専門職として全国で働ける強さがある
- 学習目安:准看護師:養成所2年/看護師:養成所3年(大学4年など)
- 注意点:学業+実習の負荷が重い。支援制度活用と家族サポート設計が鍵
- 次の一手:家庭状況に合わせて病棟以外(外来・クリニック等)も視野に入れると現実的



次の3ステップで、より具体的に資格取得への行動を進めていきましょう。
シングルマザー就職のための3ステップ


まずは求人サイトで資格名を検索してみてください。
- 通勤可能範囲内で、求人が1件ではなく複数あるか
- 自分のライフスタイルに合う働き方(時短・扶養内・固定時間など)があるか
- 資格手当など条件が良い求人があるか



先に求人を確認しておくと、条件のギャップを埋めることができます。
次に、その資格の勉強時間の目安と、取得費用(講座・テキスト代など)を調べます。
- 平日・休日で、現実的に確保できる勉強時間はどれくらいか
- 家事・育児・仕事と両立できるペースか
- どれくらいで元が取れそうか



シングルマザーは時間も体力も奪われがち。
無理なく頑張れる範囲で。
資格が決まったら、試験日から逆算して学び方を決めます。
・試験日(年1回のものは特に)を先にチェック
・独学でいけそうか/講座が必要かを判断
・スキマ時間に合う教材(テキスト・動画・アプリ)を選ぶ



今は独学テキスト・リーズナブルな講座・YouTubeなど選択肢が豊富です。
シングルマザーが資格取得で使える公的制度まとめ
お金が不安な場合に使える制度があります。
条件はありますが、うまく活用できれば頼りになる制度です。



先に支払うと対象外になるケースがあるので、相談の順番に注意してくださいね。
※制度は自治体により要件・金額が異なります。受講前(申込み前)に市区町村へ確認してください。
① 自立支援教育訓練給付金(ひとり親向け)
講座を受けて修了すると、受講料の一部が戻る。
- 向いてる:医療事務・簿記・宅建・登録販売者など講座で取る系
- ポイント:対象講座が決まってる
- 注意:受講前の事前相談が基本(先に申込み・支払いで対象外になることも)
② 高等職業訓練促進給付金(+修了支援給付金)
看護師・保育士・介護福祉士など、長期で専門職を目指す人向け。
在学中の生活を支える「毎月の支援」+修了時の一時金が出る枠です。
- 向いてる:数年かけてでも資格で食べていく覚悟がある人
- ポイント:生活費の支援が入るので、現実味が出る
- 注意:対象となる養成機関や要件は自治体で差がある
③ 雇用保険の教育訓練給付金(ハローワーク)
ひとり親専用ではありませんが、雇用保険の条件を満たすと受講料の一部が戻る制度です。
注意:①の自治体給付は、③で支給された分を差し引いて計算される運用になることがあります(自治体で確認)
(参考)厚生労働省
④ 職業訓練・就業支援(ハローワーク等)
ハローワーク等で案内される、職業訓練(事務・介護・ITなど)。
受講料は原則無料のコースが多い一方で、教材費などは自己負担になる場合があります。
一定要件を満たすと、生活支援(例:職業訓練受講給付金)が出る仕組みもあります。
(番外)母子父子寡婦福祉資金貸付金
給付ではなく、貸付の制度。
学費や生活費に使えることがあるので、困ったときの選択肢として知っておくと安心です。
制度を使うときの手順
- 取りたい資格(講座)を 1〜2個に絞る
- 市区町村のひとり親支援窓口で 受講前相談
- 対象講座・要件・必要書類・申請タイミングを確認
- OKが出てから申し込み



迷ったら、窓口で「この講座は制度対象ですか?申し込み前に必要な手続き教えてください」と先に聞くのがいちばん確実です。
よくある質問


- 40代でも間に合いますか?
-
学ぶことに年齢制限はありません。ただ、資格を取ることを目的とするのではなく、その資格を取って何が出来るのか、何を得たいのか、目的を事前に明確にしましょう。
- 独学可能ですか?
-
今の時代、良質な学びのコンテンツが豊富で、独学可能な資格も多いです。ただ、自信がない方は、費用負担の軽い講座を探してみましょう。また、公的制度で利用できるものも無いか調べてみるのも手です。
- どれから始めるのが正解?
-
それぞれの目的、人によって正解が違います。ただ、どうしても何から始めたら良いのか悩まれる方は、比較的短期で取れるうえ、実生活でも必ず身になるFP3級や簿記3級から始めてみて試験に慣れる、勝ち癖をつけるという方法もあります。
まとめ


事前設計の上、自分に合う資格が見つかれば、方向を間違えません。
資格が決まれば、あとは走り出すだけです!
一歩踏み出して、新生活をリスタートさせていきましょう!







