【保存版】ひとり暮らしの生活費は月15万円でOK!FP直伝・節約と家計管理の5つのコツ|宅建かーさん監修

ひとり暮らしの基本

こんにちは、宅建かーさんです!(プロフィールはこちら)

いよいよひとり暮らしスタート!家賃・光熱費・食費・通信費…これからは全部自分で払うことになるよ。

毎月どれくらい必要?15万円で本当に暮らせる?

この記事では、宅建士+FPの両視点から、無理せず・楽しく予算内で暮らすコツをまとめたよ。

節約は“我慢”じゃなくて“選択”。
娘に話すつもりで、かーさんが本音で解説するね!

①ひとり暮らしの生活費の基本|固定費と変動費に分けて管理

まずは、自分のお金の流れを見える化しよう。

生活費は大きく固定費(毎月一定)変動費(使い方で増減)の2つに分かれるよ。

固定費の例(下げると効果が“ずっと”続く)

  • 家賃・管理費
  • 通信費(スマホ/ネット
  • 保険料(医療・個人賠償など)
  • サブスク(動画・音楽・アプリ)

変動費の例(見える化で日々コントロール)

  • 食費
  • 光熱費(電気・ガス・水道)
  • 日用品・消耗品
  • 交際費・趣味代・美容費

固定費は一度下げると効果が続く。

変動費は「見える化」で日々コントロール!

※単身世帯の平均支出はおよそ16万円前後(年や地域で差あり)。でも予算設計を工夫すれば月15万円でも十分にやっていけるよ。

参考:総務省「家計調査(家計収支編・単身世帯)」

項目金額目安割合ポイント
家賃・管理費60,000円40%手取りの30%目安。礼金ゼロや徒歩15分も検討
食費30,000円20%「自炊7:外食3」+週割管理
光熱費10,000円6.7%季節で増減。契約プランと使い方で調整
通信費8,000円5.3%格安SIMで固定費を圧縮
交際費・娯楽費20,000円13.3%推し活は“先取り”で罪悪感ゼロに
その他・予備費17,000円11.3%雑費・急な出費のクッション

地域差もあるから、東京23区/関西・中部の主要都市/地方でおおまかな目安も載せておくね。

地域家賃目安総額イメージ一言メモ
東京23区(1R〜1K)7.0〜8.5万円17〜18万円家賃が重い分、固定費の最適化がカギ
主要都市(大阪・名古屋など)5.5〜7.0万円15〜16万円15万円設計がしやすい水準
地方都市・郊外4.5〜6.0万円13〜15万円移動手段や光熱費の季節差に注意

②【FP直伝】月15万円で暮らすための5つの節約・家計管理コツ

コツ① 家賃は手取りの30%以内に|条件の見直しで現実的に

家賃が上がるほど、残りの生活費が苦しくなるのは当然。駅徒歩を10分→15分にする、築年数にこだわらないなどの工夫で、グッと現実的になるよ。

  • 駅徒歩:10分 → 15分に広げる
  • 築年数:築浅→中築も候補に(内装がきれいなリノベ物件も)
  • 階数:人気の2階以上にこだわりすぎない(防犯は別途対策)
  • 初期費用礼金ゼロ・フリーレントをチェック

礼金は戻ってこないお金。初期費用が重いと家計がスタートダッシュで苦しくなるから、礼金ゼロ物件は探す価値アリ!

関連記事:お部屋探し、何から始めたら良いの?|ひとり暮らし初めての女子が知るべき5ステップ!

コツ② 固定費から確実に下げる(効果が毎月つづく)

とくに通信費・サブスク・保険の3つは“今日決めて来月から効く”即効ポイント。

通信費:格安SIMで月3,000〜5,000円圧縮

プラン例月容量月額の目安相性
格安A20GB2,000〜3,000円外出先はほどほど
格安B30〜50GB2,500〜3,500円動画やSNS多め
格安C無制限相当(速度制限あり)3,000〜4,000円リモート学習・在宅多め

通信費を見直すなら、まずは価格.com「格安SIM料金比較」で相場を確認してみてね。

サブスク:30日使わなかったものは解約

  • 動画・音楽はひとつに集約(見たい時だけ月をまたいで契約)
  • アプリはiPhoneの「サブスクリプション」一覧で棚卸し

保険:20代は医療+個人賠償で足りることが多い

  • 学校・アルバイト・賃貸契約の火災保険と重複がないか確認
  • 貯蓄型より掛け捨てで必要保障に一点集中

コツ③ 食費は「自炊7:外食3」で無理なく続ける

全部自炊にすると疲れて続かないよ…。だからこそ週7,500円の週割りにして、月3万円を守ろう。

  • 自炊の工夫週末まとめ買い→下味冷凍/丼・パスタ・鍋で時短
  • 外食の工夫ランチはコスパ店を開拓/スーパー惣菜の活用もアリ

買い物は週1〜2回。丼・パスタ・鍋は洗い物も少なくて楽。

冷凍庫は“第二の財布”だと思って使い切る!

コツ④ 変動費はアプリで「見える化」

家計簿アプリ(マネーフォワードMEなど)に連携すると、何に・いつ・どこで使ってるかが一目でわかる。

かーさんも昔は手書き家計簿だったけど、今はアプリで3分管理だよ!

コツ⑤ 「楽しむお金」を予算化する(先取りでメンタル安定)

節約って、楽しみゼロだと長続きしない。だから最初から推し活・趣味代を取り分けよう。

  • グッズ:5,000円
  • イベント:10,000円
  • ファンクラブ:2,000円

「楽しむお金を守る」=「他の支出を整えられる」。

自分を大切にするのも家計の一部だよ。


③よくあるお金の落とし穴3つ(やりがち注意!)

  1. リボ払い・後払いアプリ:手数料が高い。スタート時は封印して、使うなら必ず一括全額で。
  2. 「送料無料まであと◯円」:ムダ買いの温床。欲しい物リストを1週間寝かせるだけで出費が減るよ。
  3. 定期購入の解約忘れ:契約は簡単、解約は大変…はあるある。解約日をスマホのカレンダーに登録しておこう。

余計なものは契約しない!解約電話が全然つながらなくて心が折れたことも…


④緊急資金は3〜6か月分が安心

月15万円生活なら45〜90万円を目標に。いきなり全額は難しいから、まずは3か月分(45万円)を目指そう。

  • 給与天引き:見えなければ使わない。最強の先取り貯蓄
  • 自動積立:給料日の翌日に移す設定で“なかったもの化”
  • 臨時収入の半分ルール:ボーナス・お年玉は半分を緊急資金へ

緊急資金があると、家電の故障・病気・帰省などの不意打ちにビクビクしなくて済む。心の安定=節約の継続力だよ。

⑤チェックリスト|15万円で暮らす条件、そろってる?

  • 家賃は手取りの30%以内?(超えるなら条件を再調整)
  • スマホは格安SIMなどで最適化済み?(毎月3,000〜5,000円カット)
  • サブスクは30日使ってないものを解約した?
  • 食費は週7,500円の週割で管理できてる?
  • 推し活・趣味代は“先取り”で確保できてる?
  • 緊急資金はまず3か月分を目指して積み立て中?

⑥ミニ事例|ライフスタイル別のやりくりアイデア

Case1:社会人1年目(都心勤務)

  • 通勤重視で駅近→徒歩12〜15分に広げて家賃を1万円カット
  • 昼は社食・ワンコインランチ、夜は作り置きで食費3万円
  • サブスクをまとめて契約で毎月1,500円削減

Case2:大学生(実家から独立)

  • 家具家電つき物件を選び初期費用と家電代を節約
  • 学割・学内Wi‑Fi活用で通信費2,000円台
  • アルバイト代は2割を自動積立

Case3:在宅ワーク多め

  • 昼の電気代対策にLED・サーキュレーターを導入
  • 電気・ガスのセット割をチェック
  • 飲み物はマイボトルでコンビニ出費をブロック

⑦まとめ|“我慢”じゃなく“選択”で整える

大事なのは、自分にとって必要なものを選ぶこと。お金は人生のエネルギー。だからこそ、推し活みたいに“使うところは使う”、それ以外はサクッと整える。これが月15万円生活を無理なく続けるコツだよ。

  • 家賃:手取りの30%以内にチューニング
  • 固定費:通信・サブスク・保険を最適化
  • 食費:週7,500円の週割りルールで迷わない
  • 見える化:家計簿アプリで3分管理
  • 楽しみ:推し活費は先取りで守る

あなたの新生活を全力で応援してるよ。困ったらいつでもこの記事に戻ってきてね