こんにちは、宅建かーさんです!(プロフィールはこちら)
いよいよひとり暮らしスタート!家賃・光熱費・食費・通信費…これからは全部自分で払うことになるよ。

毎月どれくらい必要?15万円で本当に暮らせる?
この記事では、宅建士+FPの両視点から、無理せず・楽しく予算内で暮らすコツをまとめたよ。
節約は“我慢”じゃなくて“選択”。
娘に話すつもりで、かーさんが本音で解説するね!
①ひとり暮らしの生活費の基本|固定費と変動費に分けて管理

まずは、自分のお金の流れを見える化しよう。
生活費は大きく固定費(毎月一定)と変動費(使い方で増減)の2つに分かれるよ。
固定費の例(下げると効果が“ずっと”続く)
- 家賃・管理費
- 通信費(スマホ/ネット)
- 保険料(医療・個人賠償など)
- サブスク(動画・音楽・アプリ)
変動費の例(見える化で日々コントロール)
- 食費
- 光熱費(電気・ガス・水道)
- 日用品・消耗品
- 交際費・趣味代・美容費

固定費は一度下げると効果が続く。
変動費は「見える化」で日々コントロール!
※単身世帯の平均支出はおよそ16万円前後(年や地域で差あり)。でも予算設計を工夫すれば月15万円でも十分にやっていけるよ。
項目 | 金額目安 | 割合 | ポイント |
---|---|---|---|
家賃・管理費 | 60,000円 | 40% | 手取りの30%目安。礼金ゼロや徒歩15分も検討 |
食費 | 30,000円 | 20% | 「自炊7:外食3」+週割管理 |
光熱費 | 10,000円 | 6.7% | 季節で増減。契約プランと使い方で調整 |
通信費 | 8,000円 | 5.3% | 格安SIMで固定費を圧縮 |
交際費・娯楽費 | 20,000円 | 13.3% | 推し活は“先取り”で罪悪感ゼロに |
その他・予備費 | 17,000円 | 11.3% | 雑費・急な出費のクッション |
地域差もあるから、東京23区/関西・中部の主要都市/地方でおおまかな目安も載せておくね。
地域 | 家賃目安 | 総額イメージ | 一言メモ |
---|---|---|---|
東京23区(1R〜1K) | 7.0〜8.5万円 | 17〜18万円 | 家賃が重い分、固定費の最適化がカギ |
主要都市(大阪・名古屋など) | 5.5〜7.0万円 | 15〜16万円 | 15万円設計がしやすい水準 |
地方都市・郊外 | 4.5〜6.0万円 | 13〜15万円 | 移動手段や光熱費の季節差に注意 |
②【FP直伝】月15万円で暮らすための5つの節約・家計管理コツ

コツ① 家賃は手取りの30%以内に|条件の見直しで現実的に
家賃が上がるほど、残りの生活費が苦しくなるのは当然。駅徒歩を10分→15分にする、築年数にこだわらないなどの工夫で、グッと現実的になるよ。
- 駅徒歩:10分 → 15分に広げる
- 築年数:築浅→中築も候補に(内装がきれいなリノベ物件も)
- 階数:人気の2階以上にこだわりすぎない(防犯は別途対策)
- 初期費用:礼金ゼロ・フリーレントをチェック

礼金は戻ってこないお金。初期費用が重いと家計がスタートダッシュで苦しくなるから、礼金ゼロ物件は探す価値アリ!
関連記事:お部屋探し、何から始めたら良いの?|ひとり暮らし初めての女子が知るべき5ステップ!
コツ② 固定費から確実に下げる(効果が毎月つづく)
とくに通信費・サブスク・保険の3つは“今日決めて来月から効く”即効ポイント。
通信費:格安SIMで月3,000〜5,000円圧縮
プラン例 | 月容量 | 月額の目安 | 相性 |
---|---|---|---|
格安A | 20GB | 2,000〜3,000円 | 外出先はほどほど |
格安B | 30〜50GB | 2,500〜3,500円 | 動画やSNS多め |
格安C | 無制限相当(速度制限あり) | 3,000〜4,000円 | リモート学習・在宅多め |

通信費を見直すなら、まずは価格.com「格安SIM料金比較」で相場を確認してみてね。
サブスク:30日使わなかったもの
は解約

- 動画・音楽はひとつに集約(見たい時だけ月をまたいで契約)
- アプリはiPhoneの「サブスクリプション」一覧で棚卸し
保険:20代は医療+個人賠償で足りることが多い
- 学校・アルバイト・賃貸契約の火災保険と重複がないか確認
- 貯蓄型より掛け捨てで必要保障に一点集中
コツ③ 食費は「自炊7:外食3」で無理なく続ける
全部自炊にすると疲れて続かないよ…。だからこそ週7,500円の週割りにして、月3万円を守ろう。
- 自炊の工夫:週末まとめ買い→下味冷凍/丼・パスタ・鍋で時短
- 外食の工夫:ランチはコスパ店を開拓/スーパー惣菜の活用もアリ

買い物は週1〜2回。丼・パスタ・鍋は洗い物も少なくて楽。
冷凍庫は“第二の財布”だと思って使い切る!
コツ④ 変動費はアプリで「見える化」
家計簿アプリ(マネーフォワードMEなど)に連携すると、何に・いつ・どこで使ってるかが一目でわかる。

かーさんも昔は手書き家計簿だったけど、今はアプリで3分管理だよ!
コツ⑤ 「楽しむお金」を予算化する(先取りでメンタル安定)

節約って、楽しみゼロだと長続きしない。だから最初から推し活・趣味代を取り分けよう。
- グッズ:5,000円
- イベント:10,000円
- ファンクラブ:2,000円

「楽しむお金を守る」=「他の支出を整えられる」。
自分を大切にするのも家計の一部だよ。
③よくあるお金の落とし穴3つ(やりがち注意!)
- リボ払い・後払いアプリ:手数料が高い。スタート時は封印して、使うなら必ず一括全額で。
- 「送料無料まであと◯円」:ムダ買いの温床。欲しい物リストを1週間寝かせるだけで出費が減るよ。
- 定期購入の解約忘れ:契約は簡単、解約は大変…はあるある。解約日をスマホのカレンダーに登録しておこう。

余計なものは契約しない!解約電話が全然つながらなくて心が折れたことも…
④緊急資金は3〜6か月分が安心
月15万円生活なら45〜90万円を目標に。いきなり全額は難しいから、まずは3か月分(45万円)を目指そう。
- 給与天引き:見えなければ使わない。最強の先取り貯蓄
- 自動積立:給料日の翌日に移す設定で“なかったもの化”
- 臨時収入の半分ルール:ボーナス・お年玉は半分を緊急資金へ
緊急資金があると、家電の故障・病気・帰省などの不意打ちにビクビクしなくて済む。心の安定=節約の継続力だよ。
⑤チェックリスト|15万円で暮らす条件、そろってる?

- 家賃は手取りの30%以内?(超えるなら条件を再調整)
- スマホは格安SIMなどで最適化済み?(毎月3,000〜5,000円カット)
- サブスクは30日使ってないものを解約した?
- 食費は週7,500円の週割で管理できてる?
- 推し活・趣味代は“先取り”で確保できてる?
- 緊急資金はまず3か月分を目指して積み立て中?
⑥ミニ事例|ライフスタイル別のやりくりアイデア
Case1:社会人1年目(都心勤務)
- 通勤重視で駅近→徒歩12〜15分に広げて家賃を1万円カット
- 昼は社食・ワンコインランチ、夜は作り置きで食費3万円
- サブスクをまとめて契約で毎月1,500円削減
Case2:大学生(実家から独立)
- 家具家電つき物件を選び初期費用と家電代を節約
- 学割・学内Wi‑Fi活用で通信費2,000円台
- アルバイト代は2割を自動積立に
Case3:在宅ワーク多め
- 昼の電気代対策にLED・サーキュレーターを導入
- 電気・ガスのセット割をチェック
- 飲み物はマイボトルでコンビニ出費をブロック
⑦まとめ|“我慢”じゃなく“選択”で整える
大事なのは、自分にとって必要なものを選ぶこと。お金は人生のエネルギー。だからこそ、推し活みたいに“使うところは使う”、それ以外はサクッと整える。これが月15万円生活を無理なく続けるコツだよ。
- 家賃:手取りの30%以内にチューニング
- 固定費:通信・サブスク・保険を最適化
- 食費:週7,500円の週割りルールで迷わない
- 見える化:家計簿アプリで3分管理
- 楽しみ:推し活費は先取りで守る

あなたの新生活を全力で応援してるよ。困ったらいつでもこの記事に戻ってきてね!