賃貸の24時間サポートは必須?任意?外せる条件と断り方(特約チェック)

新しいお部屋が決まってホッと安心したのもつかの間。
初期費用の見積書の中に、こんな見慣れない項目がありませんか?

  • 24時間サポート
  • 安心サポート
  • 駆けつけサポート
  • これって入らないと契約できない?
  • 高い気がするけど外せる?

不動産の現場の中で残念だったのは、
営業から勧められて契約したものの、その後サポートを活用しなかったお客様が多かったことです。
この記事では、宅建士としてお客様に関わってきた立場から、24時間サポートについて解説して行きます。

  • 24時間サポートが「必須」か「任意」かの見分け方
  • 外せない場合の損しないための活用術

必須か任意か、さっそくチェックして行きましょう!

目次

【結論】24時間サポートは契約書の特約をチェック

24時間サポートは、契約書や重要事項説明書に「加入が条件」と書かれている場合は原則必須、書面に根拠がなくおすすめ扱いなら任意のことが多いです。
加入可否は「どの書類のどこに記載されるか」で判断しましょう。

  • 契約書(または重要事項説明)に加入が条件として書かれている → 基本的に必須
  • 見積書に入ってるだけ/口頭で「みんな入ってます」 → 任意の可能性が高い

24時間サポートは全部が悪じゃありません。
ただし、中身を理解せずに契約することはもったいない!

そもそも24時間サポートって何?メリットはあるの?

24時間サポートのメリットはなんでしょうか?
一般的に多いのは、次のような「暮らしのトラブル」系です。

  • 鍵:鍵の紛失・閉め出し
  • 水回り:水漏れ・詰まり・トイレの不具合
  • 設備:給湯器・エアコン不調
  • ガラス:破損

ここで大事なのは、何でも無料で直してくれるサービスではないということです。

多くは「一次受付+応急対応」で、修理・交換が必要なら別料金という形が多いです。

注意

物件によっては、もともと「管理会社の緊急連絡先(夜間窓口)」が用意されています。
それとは別で、費用がかかる24時間サポート商品が付いているケースもあります。
契約書で切り分けて確認しましょう。

費用相場は?よくあるパターン

見積書でよく見るのは、次の2タイプです。

スクロールできます
目安よくある特徴
2年一括15,000〜20,000円前後初期費用に混ざりやすい/返金条件が重要
月額500〜1,000円前後家賃と一緒に引落されやすい

※金額は会社・物件で差があります。

「2年で2万円」だと月換算で約833円。これを高いと見るか、安心料と見るかは人それぞれです。

金額だけではなく、内容で判断しましょう。

「無料対応」ってどこまで?追加料金がかかる?

パンフレットは無料でも実際はお金がかかる場合も多いです。
例えば下記のようなケースがあります。

  • トイレ詰まり:応急処置は無料でも、薬剤や部品交換は有料
  • 鍵:受付は無料でも、開錠作業は有料

会社ごとに条件が違うので注意しましょう。

契約する際は、無料の範囲を事前にチェックしましょう!

外せる?外せない?見積書で判断するチェックポイント

STEP
契約条件か
  • 契約書・重要事項説明書に「加入を要する」とある → 必須扱い
  • 見積書にだけ載っている/説明があいまい → 任意の可能性
補足

管理会社が法人(大手管理会社)の物件は、24時間サポートが入居条件として組み込まれているケースもあります。契約書に加入が明記されていれば基本的に必須です。

STEP
解約可能か、返金はあるか

途中解約できるのか、返金はあるのか。
「2年一括」ほど、ここは要チェックです。

STEP
火災保険やクレカ付帯と重複していないか

火災保険の特約や、カード・保険で「駆けつけ」が付いていることがあります。
重複してたら、もったいないですよね。

任意で、内容が不要と思った場合は?

見積書の段階で不要だと思った場合、
「任意なら、今回は予算の都合もあるので外した見積もりでお願いできますか?」
と再見積もりをお願いしてみましょう。

できれば申込前に意思表示できると安心です。

契約条件で必須の場合はどうする?

契約条件で必須の場合は、払う必要があります。
ただ、払うなら損しないように徹底的に活用するべきです。

STEP
連絡先・受付方法を保存

いざという時、夜中などに連絡先を探すのは大変です。
わかりやすいところに書類を置く、連絡先を登録するなどして事前準備をしましょう。

STEP
無料範囲・有料条件を事前に把握する

いざという時に連絡して、有料ですと言われると心が折れてしまいます。
自分が鍵を無くした時など、いざという時の実費はいくらになるのか?
概要を把握しておきましょう。

STEP
対応範囲をあなたの生活に当てはめる
  • 鍵なくしがち → 価値あり
  • DIYしない・トラブル苦手 → 価値あり
  • 実家が近くて助けが呼べる → 価値低め
STEP
更新時(2年後)に必ず見直す

最初は必須でも、更新時に外せるパターンもあります。
「自動更新」かどうかも確認しておくと安心です。

こんな人は任意の場合も加入検討価値あり

加入検討価値あり
  • 一人暮らしでトラブル時に頼れる人がいない
  • 夜間・休日に動けない(仕事が忙しい、子育て中)
  • 設備トラブルでパニックになりやすい
外しても良いかも
  • 近くに家族や知人がいて、一次対応できる
  • 火災保険・別サービスで駆けつけが付いている
  • 見積書の中でよく分からずに入っていて、使う機会がイメージできない

不動産会社に聞く「7つの質問」チェックリスト

No質問ねらい
1必須ですか?任意ですか?まず土俵を決める
2必須なら、契約書(重要事項説明)のどこに記載されますか?口頭だけを防ぐ
3対象トラブルは何ですか?(鍵/水回り/設備など)中身の把握
4無料対応の範囲はどこまでですか?(出張/作業/回数)「無料」誤解防止
5有料になる条件は?(部品交換、特殊作業など)追加請求を防ぐ
6途中解約・返金は可能ですか?縛り確認
7火災保険などと重複する可能性はありますか?二重払い防止

よくある質問(FAQ)

24時間サポートって断ったら審査に落ちますか?

基本的には関係ありません。
ただし「必須条件」として契約書に明記されている場合は、外す=契約できない可能性があります。

「みんな入ってます」と言われました。これって必須?

契約書になければ任意の可能性が高いです。
「契約書のどこにありますか?」「外した場合の見積書もいただけませんか?」と提案してみましょう。

24時間サポートと火災保険、どっちが大事?

火災保険は基本的にほぼ必須です(賃貸契約の条件になっていることが多い)。
24時間サポートは物件や会社によって扱いが分かれます。
迷ったら、まず火災保険を適正にして、24時間サポートは中身を見て判断するのがおすすめです。

途中で「やっぱり不要」と思ったら解約できますか?

規約次第です。特に2年一括は「途中解約不可」「返金なし」のケースもあります。
契約前に、解約・返金の条件を書面で確認しておくと安心です。

【まとめ】24時間サポートを理解して、損しないリスタートを!

  • 契約書に書いてあるなら基本必須、見積書だけなら任意の可能性
  • 「無料」の範囲を必ず確認
  • 任意なら、事前に外した場合の見積もりを依頼
  • 必須なら徹底的に活用

内容を理解すれば、守れるお金があります。

初期費用の中の24時間サポートをうまく活用しましょう。
あなたが損しない新生活、宅建かーさんが応援してます!

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